広州市白雲国際空港で航空機騒音についてセミナー講演を実施

広州市白雲国際空港で航空機騒音についてセミナー講演を実施
 航空環境研究センター 山田一郎

 この度、中国は広州市の白雲国際空港を訪問し、広東省機場管理集団公司の行程建設指揮部整体工作部長を始とする職員の皆さんに我が国の航空環境問題への取り組みについて講演してきました。航空機騒音自動監視装置を製造販売していているリオン株式会社から依頼を受けて実施したものですが、当センターとしての自主研究事業「アジア諸国への貢献」の一環として実施すれば国際貢献でき、今後の情報交流にも役立つと判断して判断してお引き受けしました。  今回の講演では、航空機騒音に係る環境対策の歴史的経緯や体系、法的な枠組み、航空機騒音に係る環境基準の一部改正の概要、航空機騒音問題に取り組む国際的な枠組み、航空機騒音の影響、測定監視のあり方、予測モデル、今後の課題などについてお話させていただきました。 広州市は、深圳市を挟んで香港に接する中国南部の都市で、北京、上海に次ぎ、第3番目の人口を有する大都会です。白雲国際空港は、現在。4本目の滑走路を建設中であり、将来的には5本の滑走路を整備する計画になっているそうです。
 今後の相互協力と交流を約束し、再開を期して帰国しました。

訪問先玄関(看板)

空港ターミナル外観