ミュンヘン空港が2018年版統合報告書「Shaping the Future」を公表

空港の報道発表(2019/6/24)  報告書ダウンロード  ミュンヘン空港の環境対策について
 ミュンヘン空港が最新版の統合報告書「Shaping the Future」では、環境対策についても報告している。気候変動対策としては、249の方策によりCO2排出量を2005年の約162,000トンから約150,000トンまで削減し、新駐車場施設屋上の太陽光発電装置が稼働開始し、空港で運用される従来のガソリン車またはディーゼル車を85台電気自動車に入れ替えて全体の20%以上が電気自動車とした。また、6年間に200万ユーロ以上をかけてエプロンの照明を省エネのLEDに交換したことなどが報告されている。大気質については固定監視点2箇所の11の監視物質について2018年は規制値内におさまり、可動式監視装置の測定結果もそれを裏付けたことが報告されている。騒音については、航空機の型式、大きさ、離着陸回数に基づく騒音配分が夜間の運航規制として定められており、2018年は許容範囲の71%におさまった事などが報告されている。