FAAの騒音研究計画ワークショップ(Noise Research Roadmap Workshop)が今年12月と来年4月に開催される予定

 米国連邦航空局(FAA)は、Research, Engineering and Development Advisory Committee (REDAC)の要請により、FAAと他の利害関係者が、より系統的で、有効で、かつ補足的な研究計画を実行するため、包括的な研究計画の開発を行っている。航空機騒音の対策に的確に取り組むため、航空関係者に必須な科学知識を促進することに対し、FAAはリソースを投入することを望んでいる。
 すでにFAAは、現在における社会アノイアンスや睡眠障害のような影響と航空機騒音の関係の理解の促進に必要な研究について議論するため、2009年8月のインターノイズ2009に続いて国際的な騒音研究者と予備的なフォーラムを開催した。

 現在、FAAはこのフォーラムから受けた情報を研究計画の開発に貢献させるために、研究者、実務担当者、および他の利害関係者を、一連の来るべき騒音研究計画ワークショップに参加するよう勧誘している。第一回ワークショップは2009年12月10,11日に米国ワシントン市のNational Academy of Sciences Keck Centerで開催される。また第二回ワークショップは2010年3月4日にカリフォルニア州サンディェゴ市で、カリフォルニア大学の航空機騒音と大気質フォーラムに引き続き開催される。

 これらのワークショップの主な目的は騒音研究計画の主要な要素について概説することで、現在から将来にかけての研究課題の優先順位づけを含んでいる。

 登録料は無料なので11月13日までにぜひ登録されたい。なお登録の方法並びに更なる情報についてはPatty Friesenhahn (patricia.friesenhahn@faa.gov)にコンタクトされたい。追加の詳細情報については間もなくhttp://www.fican.org/faaworkshop.htmlに掲載される予定である。