海外情報紹介 ― 風力タービンでEast Midlands 空港が英国で最も環境に優しい空港になる。

 Derby Telegraph紙に英国で最もgreenな空港であるEast Midlands空港の紹介が掲載されましたので、御参考までに要約を載せました。ちなみに、この空港は2011年の旅客数がCAAの統計によると4,215,192人だそうで、これはこの年の英国空港では12番目の旅客数だそうです。

(Derby Telegraph紙の2012年8月23日付記事を要約)  英国で初めて、地上作業をすべてカーボンニュートラルな空港にするという目標を達成して、East Midlands空港の職員が祝っている。
 空港の親会社であるManchester Airports Groupの「企業の社会的責任と年次報告書」の中で発表された。
 風力発電所を含む、再生可能エネルギー資源に空港は400万ポンド費やした。
 ターミナルビルにバイオマスボイラーを設置して、そのボイラー用の燃料に使用するため現地に26ヘクタールの柳林を植林した、英国で最初の空港である。
 また、現地に風力タービンを2機設置して空港の電力の5%を供給する英国で最初の空港になった。
 East Midlands空港は、また、目標の廃棄物リサイクル率40%という数字を大幅に超えた、英国の空港では最も高い88%を達成した。
 Manchester Airports Groupの総務directorであるNeil Robinsonは、「East Midlands空港が英国で最初にカーボンニュートラルな地上作業を実現した空港であることを喜ばしくまた誇らしく思う。」と述べた。
 「我々は英国の他のどの空港よりも先駆けて実行しており、炭素排出低減のために我々の経験を同業者の間で分かち合いたいと思っている。」
 一方、Manchester Airport Groupの年次報告が今日公表され、East Midlands空港の収入は昨年と比べて3.5%増加し、5,000万ポンドになった。
 旅客数も4.1%増加して430万人になった。これで、MAG全体で1,350万ポンド利益が増加して6,550万ポンドになった。
 East Midlands空港では2番目に大きい格安航空会社のBMI Babyの、同空港からの最終フライトは9月9日に運航することが告知された。
 その後、BMI Babyが運航していた32ルートの何ルートかを、Monarch、FlybeそしてJet2を含むエアラインが引き継ぐ計画が発表された。

原記事:リンクはこちら

East Midlands空港の環境対策:リンクはこちら