気候変動対策のため欧州の航空部門への課税とカーボン・プライシングを欧州各国ハイレベル会合で検討

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 欧州の航空交通部門へのカーボン・プライシングと課税の導入について、6月20、21日に欧州各国ハイレベル会合で検討した。航空部門に課税しないと他の交通部門との間に不公平が生じるとして、会議を招集したオランダの財務大臣は欧州規模の航空税とカーボン・プライシングの制度創出のための協力を各国に呼びかけた。Oeko研究所の試算ではEU ETSの対象便の燃料への課税により年間約87億ユーロ(99億米ドル)の税収が生み出される。