ICAO第40回総会の気候変動関連決議に4カ国が留保を表明

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 ICAO第40回総会の最後の全体会議で採択が見込まれた気候変動関連の2つの決議に関し、最終日に中国、インド、ロシアが交渉再開を求める展開があった。中国は各国の状況に応じた独自の中期及び長期目標設定を求め、インドは2020年からのカーボン・ニュートラルな成長に懸念を表明し、ロシアは実質的な排出物削減を唱え、さらなる高官協議による討議を要望するこれら3カ国にブラジルを加えた4カ国が決議に留保を表明した。