海外情報紹介 ポートランド国際空港がクリーン技術のバス購入のためにFAAのVALE環境助成金を受領

原記事:
http://www.greenaironline.com/news.php?viewStory=1962

2014年8月11日月曜日−ポートランド国際空港は、空港ターミナルから駐車場やレンタカー施設まで空港旅客や従業員を運ぶ、圧縮天然ガスバス6台の購入費用としてFAAから$331,653の環境助成金を受けた。この助成はFAAによる空港の自発的排出物低減(VALE)プログラムを通じて得られたもので、このプログラムは大気質の環境基準が達成されていない地域にある空港の地上排出物の排出源を減らすために作られたものである。このプログラムは米国大気汚染防止法の下で空港が大気質管理の責任を果たすための支援として2005年に実施に移されたもので、FAAはこれまでに34空港で、VALEによる67の空気清浄化技術計画に資金を提供し、投資総額1億6,700万ドルのうちの1億3,300万ドルが連邦補助金で3,400万ドルが地元のマッチングファンドによるものである。
公表にあたり、今回の助成は炭素汚染削減というオバマ大統領の政策を支援するものであり、よりクリーンな代替燃料技術の展開を押し進めることになると、米国の運輸長官であるAnthony Foxx氏は述べた。「人間の健康と環境に有益な航空燃料の新技術の開発と使用の拡大という、FAAを中心にした広範囲にわたる努力に敬意を表する。」と彼は述べた。

VALEプログラムは、低公害車や燃料補給ステーションや充電ステーションの入手、ゲートの電化や他の空港関連大気質改善の目的で、空港が空港改善プログラム(AIP)基金や旅客施設使用料を使うことを認めている。米国内で商用旅客、貨物、一般航空事業をカバーする3,300を超える空港は、AIP助成を受ける資格があるとFAAは述べている。

2013年度にFAAは、8空港の8プロジェクトに総額1,700万ドルのVALE助成金を支給した。このプログラムを通じて空港は年間466トンのオゾン排出を削減したとFAAは見積もっており、これは年間26,000台の自動車とトラックを道路から取り除くことに等しい。
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FAA VALEプログラム
ポートランド港湾局−環境対策