ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)が2017年の騒音コンター分析報告書を公開

MSP Aircraft Noise Analysis for 2017 is Now Available, 28 Feb 2018
URL:https://www.macnoise.com/news/msp-aircraft-noise-analysis-2017-now-available
報告書ダウンロード:
https://www.macnoise.com/noise-mitigation-program/msp-annual-noise-contour-analysis-reports
 ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)は空港から発生する航空機騒音の暴露状況を計算し、その結果をMSP年次騒音コンター分析報告書で毎年3月に公表している。
 Metropolitan Airports Commission (MAC)は1992年に、ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)で14 CFR Part 150プログラムに着手し、2006年に最初のPart 150プログラムが完了した。約3億8,560万ドルの費用をかけ、一戸建て住宅7,846軒と集合住宅1,327軒と18の学校に騒音軽減対策が行われ、MSP周辺の437の住宅地の買収が行われた。
 2017年のMSPの運航回数415,703回に基づいた実際の60dB DNLコンターは、2007年の予測コンターよりほぼ27パーセント縮小し、65dB DNLコンターは2007年の予測コンターよりほぼ38パーセント縮小している。2017の予測コンターから2017年の実際のコンターへの縮小は航空機の総運航回数の28.6%の減少などが主な理由となっている。