スウェーデンでは航空旅行に新しいエコ税を導入

Swedish airline passengers to pay up to $47 more as a result of new green tax on flights, Apr 2018
URL:http://www.greenaironline.com/news.php?viewStory=2476
 航空旅行の急増に伴い、航空機の運航による二酸化炭素排出量を最小限に抑制することを目指し、4月1日にスウェーデンでは航空旅行に係わる新しいエコ税が導入された。国内路線やEU内路線では航空券代に60クローナ(7ドル)が加算され、EU外の国々への路線でも6,000 kmを超えない路線なら250クローナ(29ドル)、6,000 kmを超える長距離路線の場合は400クローナ(47ドル)加算される。スウェーデンの連立政権の少数派であるグリーン党が導入したこの税金は他政党に反対され、エアラインに批判されたが先月スウェーデンの新聞が行ったアンケートでは回答者の53%が支持し、1年前の44%より支持率が増えている。最も環境にダメージを与える交通手段がそのような税金から逃れるのは不当であると政府はコメントした。この税の課税対象外となるのは乳児、航空機搭乗員、同じ機体を使用する通過旅客、そして一定の条件下の乗り継ぎ旅客である。