LOT & SAS flying high: Heathrow reveals airlines as the greenest and quietest, 15 May 2018
URL:http://mediacentre.heathrow.com/pressrelease/details/81/Corporate-operational-24/9754"
関連記事:http://www.greenaironline.com/news.php?viewStory=2483
英国ロンドン・ヒースロー空港のFly Quiet and Greenプログラムの環境に係わる業績を示すランキングで、ポーランド航空(LOT)はプログラム当初の最下位から最新版では2位と、格段の性能向上を見せた。LOTが今年ヒースロー路線に投入したボーイング737 MAXは、前モデルよりエンジンの静穏性と効率性のよさで勝っており、独特のV字型ウィングレットが空気抵抗を減らすので燃料消費量が減り、炭素排出量が減る。
また、1位のスカンジナビア航空はヒースローとの共同作業で連続降下進入方式の使用改善を実施した。この進入方式ではエンジン推力が小さく、より長い時間高高度を飛ぶので地域社会への騒音影響が少ない。このエアラインはまた、出発時の優先飛行経路内の飛行能力の向上に努め、その実績がランキングの「track keeping」の評価点となっている。
ヒースロー空港は一層の航空機騒音削減をはかるために5年毎に騒音行動計画を策定するが、現在、次の5年間の行動計画を策定するために一般人参加のイベントを開催し、住民らの意見を将来の騒音対策に取り入れる努力を行っている。
ヒースロー空港が2018年第1四半期の環境成績優良エアラインを公表
- 2018年6月28日(木) 16:45 JST