IATAが2018年のエアラインの炭素排出量を予測

Global CO2 emissions from airlines expected to rise 4.4% this year as fuel consumption continues to grow, 4 Jun 2018
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 940億USガロンという歴史的燃料消費の結果、2018年のエアラインの炭素排出量は8億9,700万トンまで増加すると国際航空運送協会(IATA)は予想している。これは2017年の8億5,900万トンから4.4%の増加となる数字である。石油価格の上昇にもかかわらず、IATAの予測ではエアライン産業が2018年に1,880億ドル、または総費用の約24.2%(2017年は21.4%)を燃料購入に費やすと見込んでいる。シドニーでの年次総会の開会の挨拶で、IATA事務局長はサステナブルな航空燃料の普及支援とICAO CORSIAカーボンオフセット制度への2020年の制度開始時点からの参加を各国政府に呼びかけた。2050年までに2005年の排出量の半分の量まで排出量を削減するというエアライン産業の目標があるが、IATAの統計によれば2005年の世界のCO2排出量が6億5,000万トンなので、現時点で5億トン以上優に超えている。