海外情報紹介 アトランタ市はハーツフィールド・ジャクソン国際空港の熱望する空港リサイクル目標達成のために30エーカーの施設を提案

原記事:
http://www.greenaironline.com/news.php?viewStory=2042

2015年2月12日木曜日−年間9,600万人の旅客を扱い、世界で最も繁忙な空港であるハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港から出る年間およそ25,000トンの廃棄物を処理するための大規模なリサイクル施設建設をアトランタ市は提案している。2013年に市のために実施された調査では2012年に空港の旅客ターミナルと7つのコンコースから出る廃棄物のたった5%しかリサイクルされていないことが判明し、市は埋め立て地に送るよりは、2020年1月までには少なくとも90%の廃棄物を再生または堆肥化することを考えている。空港南方にある市所有の30エーカー(12ヘクタール)の土地を建設予定地とし、土地のリースとグリーン・エーカーズATLエネルギーパークという名称になる施設の建設と運用の入札が公示された。
2013年の調査では旅客関連施設からでる現在の都市固形廃棄物(MSW)の約80%は、リサイクルや堆肥化が可能な材質から成るごみによるものであることを示し、食品廃棄物である29%と紙ごみである32%は堆肥化できると考えられている。

提案された施設はまた、年間で175,000ガロンの料理油と50,000ガロンの油溜り液体の処理だけでなく、市の公共部門から出る細断した庭ごみおよそ19,000トンの再処理とリサイクルが可能でなければならない。

市はATLエネルギーパークが2017年3月までに稼働を開始することを見込んでいる。その後において、教育センターや廃棄物を燃料化する施設、地元の食品生産、「緑をはぐくむ公園」が設置できるであろう。

企画案提示に先立ち、来週に会議が開催される予定で、提案依頼書(RFP)に対して3月11日までに回答することが要求される。

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アトランタ市「グリーンエーカーズATLエネルギー団地」提案依頼書

ATLエネルギー団地の最終的な外観(図作成:ハートフィールド・ジャクソン・アトランタ空港)