平成21年度第2回『航空機騒音委員会』開催のご報告

 当協会では、航空機騒音に関する調査研究の一環で航空機騒音予測モデルの開発や予測精度向上等を目的として航空工学、騒音、航空機の運航等の専門家から成る「航空機騒音委員会」を設置しております。
 平成21年度の第2回「航空機騒音委員会」を3月29日(月)に開催し、平成21年度の作業等について、委員10名、ワーキンググループ員11名、オブザーバ7名が参加のもと審議を行いました。
 審議内容としては、新環境基準に対応する次期航空機騒音予測モデル(Lden予測モデル)では航空機の地上走行音調査に関する報告、航空機の騒音伝搬をシミュレートする精緻な予測モデルの開発に関する考え方、計算手法等についての検討結果を報告し、審議していただきました。また、当協会で開発した次期航空機航跡観測装置「スカイゲイザー」の紹介及び航空環境保全に関する報告がありました。