「航空環境研究会」設置について

 一般財団法人空港環境整備協会は、この度下記のとおり、「航空環境研究会」(委員長:杉山雅洋早稲田大学名誉教授)を発足させました。  同研究会は、航空分野の動向を多角的に分析し、それらを踏まえ、「航空環境問題」に関する課題及びそれへの対応について、総合的に検討・研究することにより、我が国における航空の持続的な発展に資することを目的に設置したものです。  航空分野は現在、国内外の様々な面で大きな変化の時代を迎えていますが、この動向は将来さらに加速するものと見込まれており、また、そのような変化の中で、我が国の航空需要は今後一層増大することが見込まれています。従って、今後とも航空交通と空港の効率的かつ円滑な運用を図ることにより、諸状況の変化や航空需要増大に的確に対応していくことが、我が国の航空を持続的に発展させるとともに、ひいては我が国が将来発展を続けていく上で不可欠です。そして、その実現のためには、空港周辺の騒音、大気環境、健康影響等の問題、そして地球温暖化問題などの、いわゆる「航空環境問題」がボトルネックにならないように、より良い航空環境を創造するための阻害要因となる問題に対処していく必要があると考えます。

 そこで、本研究会は,航空分野の動向を多角的に分析し、それらを踏まえ、「航空環境問題」に関する課題及びそれへの対応について、総合的に検討・研究することにより、我が国における航空の持続的な発展に資することを目的に設置するものです。

 このような観点から、本研究会は航空環境に直接、間接に関連する様々な分野の学識経験者及び行政機関、研究機関、空港会社、航空会社、航空機関連会社等の専門家で委員を構成し、委員による講話とそれに基づく討議を行う方法で運営します。なお、研究会は、「航空環境」について我が国で唯一専門に研究している「航空環境研究センター(協会の付属組織)」に設置します。

 本研究会による成果は、開催毎にホームページ等で開示するとともに、年度毎に取りまとめて機関誌や冊子等で広く公表します。


1. 設置要綱 : 資料1の通り
2. 委員構成 : 資料2の通り
3. 開催頻度 : 年4回

以上