「第41回空港環境対策関係担当者研修」の開催の報告

 当協会では、年1回、空港周辺地域を管轄する地方公共団体等の職員の皆様に、空港の環境問題に関する基本的な知識を深めて頂くことにより、空港環境行政並びに空港の円滑な運用に寄与することを目的とした研修を実施しております。
 今年は、10月20日(木)・21日(金)の2日間にわたり、東京都目黒区の東京大学生産技術研究所の総合研究実験棟(An館)大会議室において開催し、空港環境対策関係担当者57名が受講されました。

 講義内容につきましては、国土交通省航空局の江原一太朗騒音防止技術室長の講義による「国の空港周辺対策」を皮切りに、「航空機騒音の評価と騒音予測」、「騒音に関わる健康リスク」、「航空機運航と大気環境・地球温暖化」、「航空機の運航と航空管制」、「航空機騒音の測定評価方法」及び「騒音計の取り扱いと航空機騒音の測定実習」と全8講座の研修を行いました。
 参加された皆様は、日常の業務に直接関わる内容であったので、真剣な眼差しで受講されていました。最後には、二人一組になって騒音計を使った測定実習もあり、皆さん楽しみながら学ばれていました。
 来年も多くの関係者の皆様に参加して頂くために、更なる内容の向上に努めたいと思っております。