原記事:
http://www.greenaironline.com/news.php?viewStory=2232
2016年5月11日水曜日−国際航空の総炭素排出物に上限を設けて市場に基づく国際方策(GMBM)策定で合意を築くために、モントリオールでの3日間の高官レベル協議(HLM)にICAO加盟国の担当者らが出席した。協議中の文書はICAO理事会議長が提案した決議案の草案の文章で、これは9月下旬に開催予定の次回ICAO総会に提出されることになっており、2020年以降の国際航空のカーボンオフセット制度(COSIA)導入へと道筋をつけるためのものである。差別化の問題が主な要因で主要国家間においてこの制度の主要素に顕著な見解の食い違いがあるとはいえ、ICAO担当者らは合意に至ることができるとひそかな自信があるが、総会で合意を得るまでには苦難がありそうである。